セッション

常識にとらわれ過ぎずに

間取り・設備

玄関は、家の入口であり、その家の顔ですよね。その家の印象は玄関で決まると言っても過言じゃないですよね。そして、多くの家が南側に玄関をもってきています。玄関は南側に、水回りは北側に配置するのが当たり前のようになっています。

 

 

おはようございます。

石原貴司です。

 

 

玄関と水回りのこういった配置は、もはや常識のようになっていますが、弊社では必ずしも南側に玄関、北側に水回りにするとはかぎりません。道路が南側に接していれば、玄関は南側、水回りは北側に配置しますが、それ以外の場合や、北側が道路の場合、常識通りには配置しません。なぜなら、北側に道路がある場合、家の北側が家の顔になるからです。

 

 

 

北側に道路があり、玄関を配置して水回りも北側にもってきたとします。そうすると、水回り近くには給湯器が置かれたり、換気フードが配置される可能性が高くなります。換気フードは周りが汚れやすいというデメリットがあります。せっかく家の顔なのに、景観を損なってしまう可能性があります。

 

 

 

それから、水回りには窓が付くことが多いですが、高さなどがバラバラになりやすいので、上手にバランスをみて配置しないと、これもまた、景観を損ねてしまいます。

 

 

 

ですので、日当たりの良いところに居室ではなく、水回りを配置することもありますが、常識や先入観にとらわれず、様々な状況を考慮して、その土地、その家にあった間取りづくりをしていくことが大切だと考えます。

 

 

 

それでは・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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