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鎌倉山にて上棟
上棟式・手形式
お疲れ様です!工務の佐藤です。
突然ですが、『鎌倉山』・・・その言葉の響きだけでも、優雅なイメージを
持たれる方も多いですよね。
実際、鎌倉山にはオシャレでハイセンスな空間を持つ
レストランや雑貨店等が多くあります。
先日、そんな素敵な鎌倉山で、弊社施工物件A様邸の上棟が
無事に行われました。
ところで「上棟」って。。。建築過程のどこかだとは知ってるけど、
正確な意味は正直わからない、という方もいらっしゃるのでは?
「上棟(じょうとう)」は、他にも
「棟上げ(むねあげ)」「建前(たてまえ)」「建方(たてかた)」
という呼び方もあり、地域や大工さん、工務店などによって
少々認識に違いもあるようです。
一般的には建築物を建てるにあたり、柱や梁などを組み立てた後、
屋根の一番上にある棟木(むなぎ/むねき)と呼ばれる部材が
取り付けられた時を指すといわれています。
「上棟」と言えば、昔は近所の一大イベント!
多くの人が集まり、お祝いをしていました。
大工さんとお施主様が屋根の上に登り、
紅白のお餅や、五円玉、お菓子などを撒く!
集まった人達は、大人も子供も大騒ぎでそれを拾う!
今では滅多に見られませんが、本当に楽しい行事でした。
地域によって、その内容も様々ですが、
ある地方では、こんな言い伝えがあります。
一番最初に「四方餅」という、ひときわ大きなお餅を
家の東西南北に向かってそれぞれ一つ撒き、
それを拾った人は、『次は自分の家が建つ』というものです。
・・・それは必死に拾いたくなりますよね。
今も昔も、家を建てることは大きな夢であることに
変わりはないようです。
ちなみに、この「四方餅」は焼いて食べてはいけません。
なぜでしょう・・・?
せっかく建てた家が、焼かれる(火事になる)と
困るからだそうです。
話はA様邸に戻りますが、こちらは鎌倉山という立地上、
少しユニークな土地を利用されています。
どんな土地なのか、それはまたいずれご紹介させて下さい。
以上、現場レポートでした。
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