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床暖房がいらない家
間取り・設備
お施主様との家づくりを進めていくうえで、床暖房を希望される声をよく聞きます。ですが、弊社床暖房の設備は標準仕様になっておらず、さらに床暖房は必要のない家である旨お話させていただいております。
こんにちは。
石原貴司です。
床暖房で暖められた部屋は、顔面に不快にあたるエアコンの風もなく、足元ポカポカで気持ちがいいですよね。風によってホコリが舞うようなこともありません。その快適さが魅力的で導入したくなりますよね。しかしながら、メリットの裏にはデメリットもあります。床暖房は機械です。どうしても15年~20年経過すると不具合が生じたり、修理が必要になります。床をすべてはがして数百万かけて修理しなければならなかったり、それどころか床暖房の使用をあきらめてしまうなんていう例も。
ですが皆さま、繰り返しますが、石原工務店の家には床暖房は必要ないのです。床暖房のデメリットを考えずに、床暖房と同じようなメリットを得られるのです。なぜなら・・・をお話いたします。
石原工務店の家は、高気密・高断熱の家です。弊社がつくる家には、マシュマロ断熱というウレタンフォームの断熱材が壁の内側にみっちり吹き付けられているのですが、この泡状の断熱材が非常に優れモノでして、隙間を出来る限り少なくし、内側外側どちらからの空気の出入りも極力抑え、室内の温度差を少なくしてくれているのです。気密性、断熱性を高めてくれているのです。 気密性がどの程度なのかを測定する「気密測定」も実施しています。家の隙間の面積を専用の機械で計算し、そこで算出される気密性の値をC値といいます。そのC値の単位は㎠/㎡で表します。C値は1.0㎠/㎡を切る住宅であれば、気密性が高い住宅とされています。弊社ではこちらのC値、0.39~0.59㎠/㎡という数字が出ています。気密性には自信があるのです。また、高い断熱効果により、暖房時に頭部と足元で温度のムラがなくなるので、底冷えがありません。そしてエアコンの効きが抜群に良いのです。弊社のOB様は真冬でも素足でお過ごしいただいております。
このようにモコモコの強い味方に守られているのですが、石原工務店の家には他にもご紹介したい強い味方がいるのです。それは、無垢の床。標準仕様で無垢のパイン材を使っていますが、この無垢の床というのも本当に優れモノです。無垢の床は是非素足で過ごしていただきたいのですが、肌触りがとにかく最高!歩くたびに感じる柔らかさ、ぬくもり。人工のものではなかなかつくり出せない自然由来のぬくもりが、床暖房と同じような効果をもたらしてくれているのです。
そしてもう一つ。高い気密性、断熱性と自然素材の良さを十分発揮させるためのとても重要な設備である『澄家』という熱交換型の第一種換気システムです。こちらは、給気と排気を機械で制御しているので、窓が閉まっている状態でも計画的に室内の空気を換気してくれます。しかも熱交換型なので、室内の温度を一定に保ちます。なので、一年を通して室内の空気はとても快適です。
「モコモコの泡状の断熱材」、「無垢の床」、「第一種換気システム」が設備としてあれば、それぞれのはたらきにより、一年中家の中は快適で安心です。寒い思いはさせません!なので、石原工務店の家には床暖房が必要ないのです。
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