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職人の手仕事 やといざね
その他
「やといざね」漢字で「雇いざね」と書きます。建築用語です。
今回のブログでは、この「やといざね」を紹介します。
こんにちは。
石原貴司です。
石原工務店では、現在鎌倉市由比ヶ浜にて大規模リノベーション工事でお蕎麦屋さんの店舗づくりを行っています。
オーナー様こだわりのカウンターなど造作物はすべて無垢材を使用。機械で加工出来ない材料もたくさんあり、それらは職人の手作業で仕上げています。
無垢の木は、ただ接合するだけではねじれてしまうという自然素材ならではの特性を持っています。そのため、”さね”と呼ばれる接合部に”やといざね”という特殊な加工を施しています。
”やといざね”とは、つなぎ合わせる板の両方に溝をつくり、別の材を”さね”としてはさみ、接合します。
画像の赤い矢印がさしているところが溝です。
このような技術で無垢材のねじれるという特性を制御し、接合部の強度も上げ、ステキなカウンターを施工しています。
現場の技術はとてもよく工夫されており、知ると面白いですよ。
それでは・・・!
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