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銀行はオススメしていないローン

資金計画・補助金

今回お話するのは、『固定金利』の住宅ローン。実は、銀行ではあまりオススメしてくれない住宅ローンなのですが、返済期間満了まで、金利の上昇がないんです。この『固定金利』の住宅ローンは、自己資金が少ない方や、金銭的な面で不安な方には最もオススメです。

おはようございます。
石原貴司です。

『固定金利』のメリットは、何と言っても金利の変動があっても返済金額がずーっと変わらない
安心感です。変動や、固定金利選択型のようにドキドキしなくていいんです。変動や固定金利選択型のように金利がアップする時って、意外と子供の受験とか、お金の掛かる時期と重なったりするもんなんですよね。

安心感は得られますが、ちゃんとデメリットもあるんです(^_^;)

それは、もともとの金利が、変動や固定金利選択型に比べると高いんです。
金利が高いということは、返済額のうちの金利が占める割合が高いということなので、
借入出来る金額が少なくなるということなんです。もちろん毎月の返済額を大きくすれば、
借入金は増やせますが。

つまり、予算重視で土地や家に掛ける予算をカットしていくか、
土地や家の予算を削らず、毎月の返済を頑張って増やすか、なんですね。

さらに、変動や固定金利選択型に比べて、銀行に支払う手数料などの初期費用が余分に
掛かるんです。ですから、資金計画の中で、予算の中にこの経費も含めて考える必要があります。

変動や固定金利選択型の場合は、金利の変動のリスクを借りるお客さんが負っているのに対し、固定金利の場合は、そのリスクを銀行が負わなければならないので、余分に掛かると考えていいと思います。

変動、固定金利選択型、固定と3つありますが、どれを選べば正解で、どれを選んだら失敗なのかは、結局のところ終わってみないとわかりません。
なので、どのタイプを選ぶにしても、それぞれのメリット・デメリットをしっかり理解して
選ぶことが大切だと思います。

とても難しい問題ですが、年齢、収入、家族構成、ライフスタイル、価値観などを考慮して、納得のいく住宅ローンを選択していただければと願っています。

それでは・・・。

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