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坪単価の比較

資金計画・補助金

世の中に、家をつくっている工務店はたくさんあります。その中から、おそらく一生に一度の大きな買い物をするお店を選ばなければなりません。その時に、何を基準に決めますか?デザインでしょうか?大手だからでしょうか?コストでしょうか?坪単価でしょうか?

 

 

広告などで、よく『坪単価○△円!』という宣伝文句を見かけたりしますよね。この坪単価を重視してお店選びをされる方も結構いらっしゃると思います。ですが、この坪単価、安くみせる裏技がたくさんあるので、判断材料としては、適していないと思います。

 

 

こんにちは。

石原貴司です。

 

 

坪単価がなぜ判断材料として適していないのかといいますと、この坪単価表示は、会社によってとてもばらつきがあるんです。というのも、基準がないからなんです。

 

 

例えば、使用する材料によっても坪単価は変わってきますし、グレードによっても変わります。

また、2階建てなのか、平屋なのかによっても変わります。同じ30坪だとしてもぜんぜん違ってしまうのです。

さらに、同じ30坪の2階建てでも、1階の面積が違えば変わってしまいます。

 

 

柱の間の長さを91cmにするか、1mにするかでも違いがでてきます。91cmで柱の間隔をとった25坪の家を1mに変更すれば、それだけで30坪の家になってしまいます。ですが、材料の数量はあまり変わらず、価格もほとんど高くならないので、91cmの間隔のほうが、坪単価が高く感じてしまいますよね。

 

 

それから、どこまでの工事範囲を含んでいるのかによっても坪単価が変わります。設計代や付帯工事代など、なにが含まれているのかによって変わりますが、表示方法に基準がないので、わかりにくくなっています。

 

 

なので、坪単価は判断基準には適していないのです。このような話も、参考にしていただければと思います。

 

 

それでは・・・。

 

 

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