減築のすすめ
減築とは、建物を改築する際に、床面積を減らすことであり、増築の逆です。
家のリフォームと言えば、まず増改築を思い浮かべると思いますが、子供が独立した後、二人暮らしになった夫婦や、ひとりになってしまった、家族の体が不自由になってしまったというタイミングでリフォームする場合に、減築という選択肢が出てきます。
家の規模を減らすという作業ではありますが、期待できる効果は色々あります。いくつかメリットを考えてみましょう。
メリット
日常の家事・掃除がしやすくなる
生活動線、家事動線を見直して、コンパクトにすることで、日々の暮らしやすさが向上します。
バリアフリー
2階建ての家を平屋にして階段をなくしたり、リフォームによって段差をなくして室内をバリアフリーに出来ます。
メンテナンスコスト節約
建物のメンテナンスの際に、工事範囲が少なくすむため、メンテナンスコストが抑えられます。
耐震性の向上
現在の耐震基準に合わせて補強工事をしたり、2階建てを平屋にした場合、耐震性の向上が期待できます。
冷暖房費の節約
部屋数が減れば、その分光熱費が抑えられます。風通しや採光を改善し、冷暖房を効率的に出来ます。
税金が安くなる
家の延べ床面積によって決まる固定資産税が、減築によって減額される。
慣れ親しんだ場所で暮らせる
今現在の家をリフォームするため、住み慣れた環境を離れなくてすみます。
新築・建て替えよりもローコスト
今現在の基礎を利用できるため、大きなコストがかかる基礎工事をしない分、費用がおさえられる。基礎に問題がなければ、通常の場合、新築工事費用の7~8割ですむと言われています。目安は1000万程度と言われています。
デメリット
工事中の仮住まいが必要
家全体の工事になる場合がほとんどのため、一時仮住まいをする必要があり、その分のコストがかかります。
物が収まりきらない場合がある
流行の断捨離のチャンスでもありますが、物が多い場合、家の規模を小さくすることで、収まりきらなくなるため、注意が必要です。
減築による、メリットばかりでなく、デメリットもありますが、今現在の家への不満や不安が解消されるようリフォームを成功させ、より豊かで満足度の高い生活を送れるようになるといいですね。








