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家づくりは何から始める?流れや進め方をわかりやすく解説

家づくりの流れや進め方をわかりやすく解説

家づくりを始めるときは、全体的な流れや進め方をあらかじめ把握しておくことをおすすめします。情報収集や予算決め、コンセプト決めなど、何をするべきかを理解していれば、スムーズに家づくりを進められるでしょう。

この記事では、家づくりは何から始めるべきか、まずやるべきことや全体の流れ、進め方について解説します。

家を建てたいと思ったらやるべきこと

家づくりは何から始めるべきか?

「家を建てたい」と思っているけれど、具体的に何から始めればいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。
家を建てると決めたら、最初にやるべきことは以下の3つです。

家づくりの流れを把握する

家づくりを始めるにあたっては、全体の流れを把握しておくことが大切です。
必要な情報を集めて、ある程度の知識を得るところからスタートしましょう。

家づくりの流れについては、以下の記事をぜひ参考にしてください。

家づくりの流れ13ステップを分かりやすく解説!完成までの期間やお金の流れは?

石原工務店では、「家づくりセッション」という形式で、家づくりに関するお話し会の場を設けています。
難しいお話はいたしません。基本的にはどんなことをやりたいのかお客様のお話をうかがいって、どこまでできるのかなどをお伝えしていきます。お話をしていくうちに、やりたいことがどんどん膨らんで、「理想の家のカタチ」が明確になってくるでしょう。

そして、少しだけ勉強の時間も設けます。
満足のいく家づくりをするために大切なのは「知ること」です。
なぜその形状なのか、なぜこの仕様なのか、「資金」「建物」「土地」などの勉強を通して知識がつけば、合点がいくはずです。

石原工務店の家づくりセッションは、こちらからご予約いただけます。

家づくりにかかる期間・スケジュールを把握する

家づくりにかかる平均期間は、8〜15ヶ月程度が目安です。
もちろん、間取りや土地の有無、広さなどによっても異なるため、一概には言えません。

家づくりを計画的に進めるためには、スケジュールを把握することが大切です。
家づくりの工程とおおよそのスケジュールについては、以下の記事で詳しく解説しています。

注文住宅が完成するまでのスケジュールは?期間やタイミングを解説

家づくりにかける予算を決める

家づくりでもっとも重要なのは、「予算」をしっかりと決めておくことです。
なぜなら家を建てることが目的ではなく、「建てた家で家族が幸せに暮らす」それが目指すべきゴールだからです。

注文住宅の予算、住宅ローンの借入額は、以下のステップで決めていくのが基本です。

 

  • 家賃をもとに月々の返済可能額を算出する
  • 返済期間と用意できる自己資金の額を考慮する

 

住宅ローンの融資可能額は金融機関によって異なるものの、「年収の約7倍」まで借りられるところもあるようです。
ですが、月々の返済額を考慮すると、融資可能額の満額を借り入れるのはおすすめできません。
無理のない返済計画を立てるなら、住宅ローンの借り入れ額は「年収の5倍」程度が目安だと言われています。

また、自己資金をすべて頭金にしてしまうのも危険です。
住宅ローンの頭金の目安は住宅価格の10%程度だといわれていますが、「500万円の貯金があるから、5,000万円の家が買える」と考えることはやめたほうが良いでしょう。

病気や事故などの思わぬ事態により、まとまった出費が必要になる可能性もあります。
万が一に備えるためにも、貯金から生活防衛資金(6〜12ヶ月分程度生活費)を差し引いた金額を頭金にすることを検討しましょう。

家づくりの流れと進め方

家づくりの流れと進め方

ここからは、家づくりの流れと進め方を説明します。
何から始めるべきか分からないという方は、ぜひ参考にしてください。

①情報収集

家づくりの第一歩は、情報収集です。
インターネットで検索すれば、以下のような情報を集めることができます。

 

 

また、注文住宅に関する基本的なことを教えて欲しい、自分のこだわりを実現できるかどうか知りたいという方は、石原工務店の「家づくりセッション」にもぜひご参加ください。
セッションへのご参加は無料です。
詳しい内容については、以下の記事もぜひ参考にしてください。

家づくり勉強会に参加しよう!内容やメリット、選び方について解説

②コンセプトを決める

家づくりを後悔なく進めていくためには、できるだけ多く家族で話し合う機会を設けましょう。

まずは、どんな家を建てたいのか、家づくりのコンセプトを明確にしておくのがおすすめです。
「家族にとっての理想の家」を画像や言葉でまとめることで、一つの大きなテーマが出来上がります。
それをもとに、工務店やハウスメーカーと打ち合わせをし、外装・内装デザインを決めていくと、迷ったときの指標にもなり、後悔のない家づくりができるでしょう。

③こだわりに優先順位をつける

注文住宅の醍醐味は、家づくりにこだわりを反映できることです。
「家事が楽になる家をつくりたい」「ウォークインクローゼットが欲しい」「北欧風のおしゃれな家にしたい」など、まずは家族のこだわりを挙げていきましょう。

ただし、すべてのこだわりを実現するとなれば、予算がいくらあっても足りません。
予算内で理想に近い家を建てるためには、こだわりに優先順位をつけることが大切です。

注文住宅でこだわるべきポイントについては、以下の記事をぜひ参考にしてください。

注文住宅でこだわりたいポイントは?こだわりすぎて失敗しがちなポイントも解説

④工務店・ハウスメーカーを決める

家づくりは、工務店やハウスメーカーに依頼するのが一般的です。

一般的に、工務店とは地域密着型で建築工事を請け負う会社、ハウスメーカーとは全国規模で展開する建設会社を指します。

予算を抑えて理想の家を建てたい場合は、工務店を選ぶことをおすすめします。
工務店は、企業規模や知名度はハウスメーカーに劣るかもしれませんが、親身になって打ち合わせをしてくれたり、プランの自由度が高かったりするため、希望条件に合った家を建てられる可能性が高いです。

また、広告費用やモデルハウスの建設に費用をかけていない分、建築コストも抑えられるため、予算を抑えられるかもしれません。
ただし、工務店の施工技術は職人の腕にかかっているところもあり、会社によってバラつきがでやすいです。
ホームページで施行事例などを確認し、技術力のある工務店かどうか見極めることが大切です。

⑤間取り・プランを決める

家づくりを依頼する工務店を決めたら、間取り・プランを具体的に固めていきます。

家族で話し合って決めたコンセプトや優先順位を伝えたうえで、担当者と打ち合わせを重ねましょう。
こだわりを詰め込み過ぎて、予算オーバーにならないように注意が必要です。
節約できるところは削って、コストダウンしながら進めていきましょう。

注文住宅で節約するポイントについては、以下の記事もぜひご覧ください。

注文住宅で節約するならどこ?コストダウン可能な8つのポイントを解説

⑥建築工事開始

間取りやプランが決定したら、いよいよ建築工事がスタートします。

工事の開始前に「地鎮祭」を行う場合は、早めに日程を決めておきましょう。
地鎮祭については、こちらをぜひご覧ください。

⑦完成・引き渡し

注文住宅の建築工事が完了したら、まずは施主検査を行います。

「ドアが開けにくい」「床に傷がある」「壁紙が剥がれている」など、万が一気になることがある場合は、引き渡し前に直してもらいましょう。
問題が改善されれば竣工となり、家の引き渡しが行われます。

家づくりのスタートは情報収集!勉強会に参加しよう

家づくりセッション

家づくりを始めるときは、全体の流れやスケジュール、予算の決め方などを把握することが大切です。

インターネットを使って情報収集をしても良いですが、信頼できる情報を求めているなら、工務店やハウスメーカーが主催する勉強会に参加してはいかがでしょうか。
石原工務店でも、家づくりの基本が学べる「家づくりセッション」を毎月開催しています。ぜひお気軽にご参加ください。

コラム監修・石原 貴司
住宅ローンアドバイザー 公認/
不動産コンサルティングマスター/
宅地建物取引士/一級建築大工技能士/
一級建築士

詳しくはこちら >

石原貴司氏
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