藤沢市で耐震住宅を建てるなら知っておくべき「耐震診断」の基本 新築工事のご相談は石原工務店株式会社へ

耐震診断とは、震災に耐えうる建物か、基準に基づき診断することです。基準として用いられるのは、1995年12月25日に施工された新耐震基準です。1995年の阪神・淡路大震災による教訓から、以前の耐震基準が見直されました。新耐震基準に満たない建物は耐震性が低いと判断され、耐震補強工事や改修が求められます。耐震診断を今すぐ行うべきなのは、日本が地震大国だからです。日本における地震で被害が出た回数は、過去約1,600年間で500回を超えました。特に太平洋側はマグニチュード8レベルの震災が今後起こる可能性があります。リスクが指摘されているのは、東海地震・南海地震・首都直下型地震などです。日本海側でも内陸部で大きな地震が起きており、日本では幅広い場所で耐震化が求められています。 

耐震診断が必要な住宅は、新耐震基準前に建てられた自宅に住んでいる、または中古住宅を購入した場合です。新築住宅は新耐震基準を満たしており、新たな診断は必要ありません。 診断が必要な場合は、以下のような流れで行います。 

図面を確認する

図面が残されている場合は、図面に筋交いがあるか確認します。古い住宅で図面がない場合では、筋交いセンサーで調査しましょう。しかし、筋交いセンサーですべての筋交いを感知できるとは限りません。家具や壁の仕様で調査できない場合もあります。また壁がタイル張り、金属仕上げ、土塗りの場合は調査できません。