セッション

旗竿地

土地

マイホームを検討中の方で、土地探しから始めていらっしゃる方は、「旗竿地(はたざおち)」という言葉を耳にしたことがありませんか?また、旗竿地についてどんなイメージをお持ちでしょうか?

おはようございます。
石原貴司です。

今回のブログでは、この旗竿地に家を建てるメリットやデメリットについてお話しながら、先日藤沢市に完成した、まさに旗竿地に建つお宅をご紹介したいと思います。メッリトをどのように活かし、デメリットをどのような工夫で解決したのか、ご参考にしていただければと思います。

まず、旗竿地とはどのような土地のことを指すのかというと、公道に面している間口が非常に狭く、路地のように細長く伸びた敷地の先にある奥まった土地のことです。そして、その周りは他人の土地や建物に囲まれているという形状となっている土地を指しています。

このような旗竿地は、メリットとしては
・価格が安い
・奥まっているため、静かに暮らせる
・路地の部分を、2台分の駐車スペースなどとして活用できる

などがあげられます。

また、デメリットとしては

重機が入れなかったりして、建築コストが高くなることがある
・周りを建物などに囲まれているため、日当たりや風通しに工夫が必要
・車がギリギリおけるくらいの幅しかないなど、駐車スペースに制限が生じる可能性がある

藤沢市に完成した旗竿地の家は、これらのメリット・デメリットを上手に活かした家づくりが出来ましたので、ご紹介いたします。

 

こちらの明るく、開放感のある室内の写真、なんとその旗竿地に建つ家のリビングダイニングなのです。周りを建物に囲まれているとは思えませんよね?2階リビングでもなく、1階のリビングです。明るさの秘訣は、吹き抜けのあるリビングダイニングにすることで、高い位置でのFIX窓から明るさを確保し、同時に圧倒的な開放感も実現しています。また、リビングの掃き出し窓の外に設置したウッドデッキと、目隠しのルーバーで、気になる外からの視線を遮断し、プライバシーを確保しつつも、風通しも良好にしています。

こちらのお施主様は、ご自宅の一角をネイルサロンとしてオープン予定で、隠れ家的なサロンをお望みでした。そんなご希望をお持ちのお施主様にとって、このような旗竿地は、路地裏にひっそりと構える隠れ家的サロンを実現できる土地だったのです。

路地裏の隠れ家的サロンを実現し、プライベート空間であるリビングダイニングは、旗竿地であるがゆえのデメリットを一つ一つ解決し、日当たりの確保、風通しの工夫、プライバシーの確保という課題をクリアした、まさに、旗竿地の特徴を活かした家づくりに成功した事例です。

弊社では、土地のメリット・デメリットを考慮した家づくりをご提案しております。地元湘南・鎌倉にも、一見条件のあまり良くない土地もあります。ですが、その条件を活かした家づくりを目指しておりますので、お気軽にご相談ください。

それでは・・・!

 

×