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お役立ちコラム
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注文住宅を建てるなら、省エネ性能や耐震性、耐久性に優れた「高性能住宅」がおすすめです。快適かつ安全に暮らせる機能がそろっているだけではなく、補助金や税制優遇を受けられるなどのメリットもあります。
この記事では、高性能住宅の基準や定義を紹介するとともに、メリットやデメリットを解説します。
高性能住宅とは、快適に暮らすための性能に優れた家のことを指します。
明確な基準や定義はなく、実際どのくらい性能が優れているかは、家を建てるハウスメーカーや工務店によって異なります。
一般的には、以下の5つのポイントが押さえられた家を高性能住宅と呼ぶケースが多いです。
断熱性とは、外の「暑さ」や「寒さ」を室内に入れないように遮る性能のことです。
断熱性が高いと、夏は涼しく、冬は暖かいという快適な住環境を整えることができます。
また、夏はエアコンが効きやすいため電気代の節約につながり、冬は結露ができにくくなるので、カーテンにカビが発生しにくいなどのメリットもあります。
気密性とは、外気が入り込まないように密閉することで、室内温度を一定に保つ性能のことです。
夏の暑い空気や冬の冷たい空気が入り込むのを防いでくれるのはもちろん、花粉やPM2.5などの汚染物質が室内に入り込むのを防ぐ効果があり、快適な住まいに欠かせない機能です。
もちろん、季節を問わずエアコンの効きも良くなるでしょう。
家にも一定の寿命があり、注文住宅を建てたからといって永遠に住み続けられるわけではありません。
一般的な木造住宅の耐用年数は、30年前後といわれています。
鉄筋コンクリート造のマンションは100年程度持つとされているので、木造住宅のほうが耐久性は低いことがわかります。
ただし、木造建築でも建材の選び方や工法によっては、30年以上の長期にわたって暮らすことも可能です。実際に、国によって認定された「長期優良住宅」ならば、木造であっても耐久性に優れているので、75〜100年は持つといわれています。
日本は地震が多い国です。だからこそ、注文住宅の耐震性は非常に重視されるポイントです。
住宅の耐震性の高さを表す「耐震等級」には、以下の3段階があります。
耐震等級 |
要件 |
耐震等級1 |
建築基準法で定められた基準をクリアしている |
耐震等級2 |
耐震等級1の1.25倍の耐久力(地震に対する)を備えている |
耐震等級3 |
耐震等級1の1.5倍の耐久力(地震に対する)を備えている |
国が定める「長期優良住宅」として認定されるためには、最低でも耐震等級2の基準をクリアする必要があります。
断熱性や気密性に優れた高性能住宅は、必然的に省エネ性も高くなります。
省エネ性が高い注文住宅は、夏の冷房費や冬の暖房費の節約につながるメリットもあります。
また最近では、省エネ性の観点から、太陽光発電システムなどを備えた住宅も人気が高まっています。
高性能住宅を建てるメリットをまとめるとは、以下の通りです。
外の気温に左右されない高性能住宅は、1年中快適で心地良い温度を保てるというメリットがあります。
季節を問わず過ごしやすく、また低断熱によるヒートショック(※)のリスクを軽減できるのもポイントです。
※ヒートショックとは…急激な温度差によって心臓や血管に負担がかかり、心筋梗塞や脳溢血などの健康被害を及ぼすこと
気密性が高い高性能住宅は、温度を一定に保てるだけではなく、外部の騒音や雑音が聞こえにくい構造になっています。
防音効果も期待できるため、すぐ近くに線路や大きな道路があっても、さほど気にならないでしょう。
日本は地震大国のため、住宅には耐震性が求められます。地震が起こるリスクがあるのは藤沢も例外ではありません。
長期優良住宅として認定されている高性能住宅は、最低でも耐震等級2の基準をクリアしています。これは、小学校や公民館など災害時に避難所として活用される建物と同じだけの耐震性を備えていることを示します。
耐震性が高い住宅は台風などの災害にも強いため、いざという時に安心です。
日本は地震大国のため、住宅には耐震性が求められます。地震が起こるリスクがあるのは藤沢も例外ではありません。
長期優良住宅として認定されている高性能住宅は、最低でも耐震等級2の基準をクリアしています。これは、小学校や公民館など災害時に避難所として活用される建物と同じだけの耐震性を備えていることを示します。
高性能住宅の建築には、国や自治体から補助金を受けられる可能性があります。
例えば神奈川県では、断熱性や気密性に優れた高断熱外皮や省エネ性に優れた太陽光発電システムなどの設置を伴う新築住宅の建設の際に、材料費や設備費を補助する名目で補助金が交付されています。
また、耐久性や耐震性に優れ、国が認める長期優良住宅の基準を満たす高性能住宅の場合は、所得税、登録免許税、不動産取得税、固定資産税が軽減されるメリットもあります。
所得税の減税は令和7年12月31日まで、登録免許税、不動産取得税、固定資産税の減税は令和6年3月31日までの特例措置として、期間限定で適用されています。
高性能住宅は、建材や工法にこだわる分、どうしても建築費用が高くなりがちです。 イニシャルコストだけを見て通常の注文住宅と比較すると、高いと感じる人も多いでしょう。
しかし、高性能住宅の魅力は、光熱費や修繕費といったランニングコストを安く抑えられる点にあります。長く暮らすことを考えると、トータルでかかるコストはそれほど変わらないケースもあり、理想の家づくりにつながるでしょう。
また、高性能住宅は気密性の高さゆえに、以下のようなデメリットが生じる場合があります。
このようなデメリットについては、設計段階からしっかりと対策をすれば解消することができます。
内部結露を防ぐ工法も選べるため、信頼できるハウスメーカーや工務店と相談しながら、検討してみてはいかがでしょうか。
高性能住宅は、一般的に「断熱性」「気密性」「耐久性」「耐震性」「省エネ性」など、快適に暮らすために必要な性能に優れた家のことを指します。国が認める長期優良住宅の基準を満たす高性能住宅の場合は税制優遇の対象になり、自治体によっては補助金を活用できるところもあるでしょう。
高性能住宅を建てるなら、実績が豊富で信頼できるハウスメーカー・工務店に依頼することが大切です。
神奈川県の鎌倉エリア・藤沢エリアで高性能住宅を建てたいとお考えの方は、ぜひ石原工務店をご検討ください。
江戸時代から続く歴史ある工務店で、対話を大切にした、理想の家づくりをサポートさせていただいております。
もちろん、国認定基準を満たした長期優良住宅の施工実績も豊富です。「耐震等級3」の家を作る技術力を有した数少ない工務店ですので、安心してお任せください。
石原工務店では、対話形式の勉強会「家づくりセッション」を定期的に開催しております。
高性能住宅について、長期優良住宅についても作り手から直接説明させていただきます。また、対話形式なのでお客様からの疑問・意見にもその都度お答えしていきます。
遠方でなかなか日程が合わせられないという方は、Zoomでの参加も可能ですので、ぜひお気軽にお申し込みください。
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