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家づくりはコンセプトが大事!考え方や事例を紹介

理想の家づくりを目指すなら、まずは「コンセプト」を決めることが大切です。
とはいえ、家づくりは誰もが初心者なので、
「家づくりのコンセプトって何?」「どうやって決めればいいの?」と悩む方も多いでしょう。
この記事では、注文住宅でこだわりたいコンセプトについて、考え方や事例を紹介していきます。

家づくりはまずコンセプトを決めよう

コンセプトには、もともと「概念」「構想」「発想」などの意味があります。
分かりやすく言い換えると、「家づくりに対するブレない考え方や方向性」です。
家づくりのコンセプトを明確にするメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。

  • 理想の家のイメージを工務店やハウスメーカーに共有できる
  • 統一感のある家づくりができる
  • 外装・内装デザインや家具を選びやすくなる
  • 迷ったときの指標になる

家づくりのコンセプトを決めることで、家族が建てたい理想の家のイメージを、
設計や建築に携わる工務店やハウスメーカーにも共有することができます。

家づくりには半年~1年以上の期間がかかるため、一度設計やデザインを決めたとしても、時間が経つにつれて「これもいいな」「こういうのはどうかな」など、やりたいことが溢れてきてしまうものです。
工務店やハウスメーカーに家族の希望を伝えるのは良いことですが、その都度部分的な変更を加えてしまうと、出来上がった家が結果的にちぐはぐになり、思っていた家と違うという後悔につながる可能性もあります。

始めにコンセプトを決めておくことで、家族にとって理想の家とは何かをその都度見直すことができるため、迷いやブレがなくなります。その結果、思い描いていた通りの理想の家づくりを実現することができるのです。

 

家づくりのコンセプトを考える流れとポイント

「家づくりのコンセプトと言われても、具体的に何をどう考えればいいか分からない」という方も少なくありません。

  1. 今の生活の問題点
  2. 新しい家に求めること
  3. 絶対に譲れない点

例えば、以下のようなイメージです。

今の生活の問題点

・生活導線が悪い
・家族の生活スタイルに合っていない
・収納スペースがなく、居住空間に荷物があふれてしまう
・光が入らず、全体的に部屋が暗い
・トイレが玄関近くにあり、来客があると行きづらい
など

新しい家に求めること

・災害に強い家
・みんなが集まる家
・生活感がない家
・解放感がある家
・自然光が入る明るい家
など

絶対に譲れない点

・トイレは2ヶ所
・玄関は広く
・耐震性重視
・家事導線をスムーズに
・家族の成長に合わせて変化が可能
など

これらのことを家族で話し合ったら、それをもとに「暮らし」「デザイン」「色」「家具」という流れで、それぞれコンセプトを決めていきます。

暮らしのコンセプト

暮らしのコンセプトは、今の生活の問題点をもとに、新しい家でどんな暮らしをしたいのかを考えながら決めましょう。

  • 老後まで安心して暮らせる家
  • 家族みんなが仲良く暮らせる家
  • 在宅ワークができる家
  • 生活感がないスタイリッシュな家
  • 好きなものに囲まれて暮らせる家

など

家は長く住み続けるものなので、家族構成や年齢の変化なども考慮するのがポイントです。

デザインのコンセプト

デザインのコンセプトは、どんな雰囲気の家に住みたいかをイメージしながら考えてみましょう。

  • 北欧風
  • 古民家風
  • カフェ風
  • 和モダン

など

デザインや雰囲気を言葉であらわすのは難しいため、インターネットやSNS、雑誌などを見ながら、具体的な写真や画像を集めていくのがポイントです。

色のコンセプト

家づくりで意外に重要なのが、色のコンセプト決めです。

  • 暖色系or寒色系
  • モノトーン
  • アースカラー
  • 汚れが目立たない色

など

コンセプトの段階で具体的な色を決める必要はありませんが、ベースカラーが寒色系なのか暖色系なのか、白なのかグレーなのかによって、家の印象は大きく変わります。明るめの色をベースにすると軽快さが生まれ、暗めの色をベースにすると重厚感が生まれるでしょう。

大まかな色のコンセプトを決めておくと、外壁や床、壁紙などの色を選びやすくなります。

家具のコンセプト

各部屋のコンセプトを考えるときは、家具から決めていくのもおすすめです。

  • 今使っている家具を引き続き使いたい
  • 子ども部屋には2段ベッドを置きたい
  • 家の間取りに合わせてオリジナルの家具を作りたい

など

使いたい家具、置きたい家具がある場合は、あらかじめコンセプトに入れておくと、デザインや設計時に組み込んでもらうことができます。

 

家づくりのコンセプトを考えよう!注文住宅の事例

家づくりのコンセプトによって、同じ注文住宅でも家の雰囲気はまったく違うものになります。
石原工務店で施工した実際の注文住宅の事例をいくつか紹介しますので、注文住宅のコンセプト作りに役立ててみてください。

リビングで横になれる家

「リビングで横になってのんびり過ごせる」、そんなコンセプトの家はいかがでしょうか。広々としたリビングには、開放感があります。

リビング全体を木目調やアースカラーで統一すれば、お部屋全体にぬくもりが感じられるので、気づいたらリビングに家族が集まる、そんな家になることでしょう。

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四季を感じながら暮らせる家

太陽の光、自然の風、四季折々の木々や植物に囲まれ、四季を感じながら過ごせる家もおすすめです。大きな窓を付けたリビングは、太陽の光がたっぷり差し込み、季節ごとに変わる日差しから四季の移り変わりを感じることができます。

天気の良い日は、自然の風を感じながら庭でバーベキューが楽しめるスペースを作ったり、季節ごとに花を植えたりしても素敵ですよね。

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楽に暮らせる平屋住宅

高齢夫婦2人で暮らすなら、「楽に暮らせる家」をコンセプトに家づくりをするのも良いですね。近年、高齢者だけではなく若い世代にも注目されているのが、平屋住宅です。

中庭と室内をつなぐことで、外からの視線が気にならなくなることや明るく開放的な家になります。また、平屋住宅なら高齢になっても階段を上り下りする必要がないので、家事の負担を減らすことが可能です。

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お手入れがしやすい家

「お手入れがしやすい」をコンセプトに、こだわりの家づくりをしてみるのもおすすめです。雨、ほこりなどで汚れがつきやすい家の外壁は、定期的なメンテナンスが必要です。

しかし、雨で自然に汚れが流れるセルフクリーニング効果のある外壁を使えば、お手入れがしやすく、きれいな家に長く住み続けることができます。また、拭くだけで簡単に汚れが落とせるお手入れがしやすい畳も人気があります。

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自然素材を活かした家

「自然素材を活かした家」をコンセプトに、温かみに溢れた家づくりもおすすめです。

自然素材には湿度を調節してくれる機能があるため、湿気の多い日本の風土にも適しています。また、木にはフィトンチッドという精油成分が含まれていて、家にいながら森林浴と同じ効果を得ることができます。「家に帰ってくるだけでほっとする」、そんな家づくりを実現できるでしょう。

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地域のシェルターになれる家

近年、日本では毎年のように大きな災害が起きています。地域の人が利用される施設と自宅を兼ねている場合は、「地域のシェルターになれる家」をコンセプトにした事例もあります。

平時は家族が心地よく過ごすことができ、有事の際には地域住民の安全が確保できる場所としての役割が果たせる、そんな家づくりも良いですね。

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家づくりのコンセプトは家族の想い!

家づくりのコンセプトは、その家に住む家族の想いそのものです。
家に対する想いは、同じコンセプトでも人によって異なります。大切なことは、
今、そして未来も家族みんなが安心して心地よく暮らせる家づくりです。

石原工務店では家づくりに関する勉強会を開催しています。
コンセプトの決め方が分からないという方は、ぜひご利用ください。
鎌倉・藤原エリアの注文住宅は、石原工務店にお気軽にご相談ください。

 

 

コラム監修・石原 貴司
住宅ローンアドバイザー 公認/
不動産コンサルティングマスター/
宅地建物取引士/一級建築大工技能士/
一級建築士

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石原貴司氏
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