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注文住宅で節約するならどこ?コストダウン可能な8つのポイントを解説

「注文住宅を建てたいけれど、予算がオーバーしそう」と悩んでいる方も多いと思います。
注文住宅でコストダウンを考える際は、妥協できるところを探して節約することが大切です。
この記事では、注文住宅の節約ポイントについて詳しく解説します。

注文住宅で見直したい節約ポイント8つ

注文住宅で節約をするなら、どんなポイントを見直せば良いのでしょうか。 節約可能なポイントについて、具体例とともに解説します。

床面積を小さくする

注文住宅で同じ面積の家を建てるなら、平家や部分2階建てよりも、
1階と2階の面積が同じ総2階建てのほうが、建築費は安くなります。
これは、総2階建ての家のほうが、屋根や基礎部分の面積が少なくてすむためです。

部屋数を少なくする

注文住宅は、部屋数を少なくすることで、
ドアや壁材、クロスにかかる経費を節約することができます。
例えば、子供部屋は初めから分けておくのではなく、
成長に合わせて必要な時期だけ仕切りができるように
下地を入れておくという方法もあります。

形をシンプルにする

節約を考えるなら、注文住宅の形はシンプルな箱型がおすすめです。
外壁の表面積を最小限に抑えられるので、
材料費や施工費が安くなるというメリットがあります。

水回りを近くにまとめる

トイレ、キッチン、洗面所、お風呂といった水回りの設備は、
近い位置に配置するのがおすすめです。

水回りが分散すると、配管が複雑になるため、コストが余計にかかってしまいます。
特に注目したいのが、トイレです。2階建の家を建てる際に、
各フロアにトイレを作る人も多いですが、節約するためにはおすすめできません。

家族の人数なども考慮して、絶対に必要でないなら、
トイレは1階のみにしておくことで数十万円の節約につながります。
実際に住み始めてからも掃除の負担が減るというメリットがあり、一石二鳥です。

収納を1ヶ所にまとめる

せっかく注文住宅を建てるなら、収納スペースを充実させたいと考える方も多いでしょう。 しかし、クローゼットや押し入れなどの収納スペースを各部屋に作ると、
ドアや扉の数が増えることになり、材料費や施工費がかさんでしまいます。
小さな収納スペースをたくさん作るよりも、
面積を広くして1ヶ所にまとめたほうが節約になるでしょう。

ドア・窓を減らす

注文住宅は、ドアや窓を必要最小限の数にしておくことで、
工事費や材料費の節約になります。
窓を1つ減らすだけで10万円近く安くなることもあるほどです。
また、窓の種類にも注目しましょう。
例えば、小物や花瓶などを置くのに重宝する出窓は、見た目はおしゃれですが、
一般的な引き違い窓よりもコストがかかります。

設備にこだわりすぎない

注文住宅は、システムキッチンや浴槽、トイレなどの設備にこだわりすぎると、
際限なくコストがかかってしまいます。

不必要な機能は省くなどして、余計な費用がかからないようにしましょう。 また、ハウスメーカーや工務店には、付き合いの深い設備メーカーが必ずあるので、
特にこだわりがなければすすめられたメーカーの設備を使うことで
大幅なコストダウンになります。

和室を作らない

注文住宅は、システムキッチンや浴槽、トイレなどの設備にこだわりすぎると、
際限なくコストがかかってしまいます。

和室に使用される造作材は、洋室に使われるものよりも値段が高い傾向にあります。
また、本格的な和室を作るには複雑な工程が必要になるため、工費も高くなるでしょう。

畳や障子、襖といった和室に欠かせない設備も耐久性が低く、
家を建ててからも定期的にメンテナンスが必要になるため、コスパが良いとは言えません。

和風なスペースが欲しいときは、リビングに小上がりを作るなど、
他の方法も検討してみてはいかがでしょうか。

注文住宅で予算オーバーを防ぐコツ

注文住宅で予算オーバーを防ぐためには、節約ポイントを見直す以外にも、
以下のようなコツを押さえておきましょう。

業者選びが大事

注文住宅で予算オーバーを防ぐには、業者選びが重要です。
なかには、最新の高価な設備ばかりを提案してくる業者もあるので、注意しましょう。

節約をしながら予算内で注文住宅を建てるには、コンパクトな設計を得意とする業者や、
建設費用だけではなくメンテナンス費用についても
説明してくれる業者を見つけることが大切です。

いくつかの業者の話を聞くほか、
ハウスメーカーや工務店が開催する勉強会に参加してみてはいかがでしょうか。

石原工務店では、家づくりに関する勉強会をセッション形式で開催しています。
詳しくは、こちらをぜひご覧ください。

無駄のない設計

注文住宅の建築費を節約できるかどうかは、設計の時点で決まります。
例えば、「おしゃれな雰囲気にしたい」という希望を叶えるために
曲線ばかりの設計にしてしまうと、デッドスペースが発生して
延べ床面積が無駄に広くなってしまい、コストがかかります。

予算オーバーを避けるには、
できるだけシンプルで無駄のない設計を意識することが大切です。

設備は引き算で

注文住宅の設備については、「あると便利なものを足す」のではなく、
「なくても困らないものを減らす」引き算で考えることが大切です。

例えば、ビルトインタイプの食洗機や浴室のテレビなどは、
「なくてもよかった」と思っている人が多い設備なので、
最初から省いておくと無駄がありません。
床暖房などのオプション設備は後からつけることも可能です。

自分でできることは自分で

フローリングに施すワックスやオイルの仕上げ作業、
外構のレンガ敷きなど、注文住宅を建てるときは、
自分でできる作業は自分で行うことで施工費用を節約することができます。
他にも、「簡単な収納棚や作業机はDIYで作ってみる」など、
見直せるポイントはたくさんあるので、
「これなら自分でできそう」という箇所を見つけてみてはいかがでしょうか。

注文住宅はポイントを押さえて節約しよう

注文住宅を建てるときは、今回紹介した節約ポイントを参考に、
無駄のない家づくりを意識してみてはいかがでしょうか。

石原工務店では、理想と現実のバランスが取れた、「建てた後に豊かな暮らしができる家」を目指しています。
家づくりの第一歩としてぜひ参加していただきたいのが、
毎月開催しているお客様との対話を大切にしたセッション形式の勉強会、
「家づくりセッション」です。勉強会といっても堅苦しいものではなく、
アットホームな雰囲気でコストに見合った家づくりの方法を学んでいただくことができます。

店舗開催はもちろん、オンライン開催もしているので、まずはお気軽にご参加ください。

 

 

コラム監修・石原 貴司
住宅ローンアドバイザー 公認/
不動産コンサルティングマスター/
宅地建物取引士/一級建築大工技能士/
一級建築士

詳しくはこちら >

石原貴司氏
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